番外編!ウィルチェアーラグビー日本選手権大会

今回は「第14回 ウィルチェアーラグビー日本選手権大会」の番外編として、この大会を陰で支えたボランティアスタッフの献身的な姿と『ラグ車』と呼ばれる専用の競技用車いすが、激しくぶつかり合える環境を作り出しているボードを紹介しましょう。
アリーナの床の上に長いシートを敷きます。

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敷いたシートを手の指一本分の隙間を作って綺麗に均します。

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敷かれたシートの上に木目やカラフルな色の化粧ボードを組んでいきます。

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決められた位置に化粧ボードを組み立てゲームが行われるコートを作ります。

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これはかなりハードな作業です。しかし、会場が「千葉ポートアリーナ」ということもあって、地元千葉県に拠点を置く「国際武道大学ラグビー部」の1~3年生がボランティアスタッフとして参加し、献身的な働きを見せていました。

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国際武道大学ラグビー部の廣瀬恒平監督にお聞きしました。
「以前、部員を連れてワンボックスカー1台で来たことがありました。しかし、これだけの作業量を少数のボランティアスタッフでこなすには無理がある思いました。そこで千葉での開催なのでチームとして協力したいと思い、翌年から1~3年生で協力させてもらっています」

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ピカピカの試合会場が出来上がりです。

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会場設営が済んだら、今度は試合の合間のコート整備です。彼らは化粧ボードを組む作業でも活躍していました。

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試合中にパンクがあった時など、すぐにスタッフが駆け込みタイヤを交換します。サーキットのピットのような雰囲気です。

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大会初日のAM8時20分頃に設営を始め、終了したのが14時30分頃。
そして15時30分。
熱く激しく初戦の2試合が始まりました。
これからも「We Love RUGBY」はウィルチェアーラグビーを取り上げて参ります。
読者の皆様も機会があれば、ぜひ車いすの選手たちにご声援を送ってください。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
「We Love RUGBY!.」は国内のすべてのラグビーを応援しています。
【プロフィール】
大元よしき(タイゲン ヨシキ)
1962年生まれ。2003年外資系IT企業のマネージャーからライターに転身。スポーツのほか、歴史関連も執筆。弓道三段。保善高校からラグビーを始め、チームは2、3年時に花園に出場するが、グラウンドに立てたのは開会式のみ。東洋大学、関東社会人リーグの東急、ミノルタで17年間ラグビーと共に歩む。
著書に
「あの負けがあってこそ~再起を懸けたアスリート25の軌跡」
「命のバトン~個性派不登校児と自閉症児の教室」
「1万回の体当たり~タックルマン石塚武生 炎のメッセージ~」
「一緒に見上げた空~自閉症児×元不登校児 武蔵野東ラグビー部の軌跡~」
「ジャパンラグビー革命」(上田昭夫/大元よしき共著)
「ファイナルマッチ~ノーサイドの時を迎えて~(小説)」(大元夏樹名で発刊)。