「第1回横浜市女子セブンズ大会開催」ポテンシャルの高さを見る

横浜市ラグビーフットボール協会の主催で「第1回横浜市女子セブンズ大会」(神奈川県ラグビーフットボール協会共催)が開催された。
<第1回横浜市女子セブンズ大会概要>
日 時:2012年11月11日(日)
会 場:海の公園なぎさ広場グラウンド
競 技:7人制 7分ハーフ(日本ラグビーフットボール協会規定の競技規則による)
参加チーム :一般の部 Rugirl-7、TKM7、シーウィングス (久里浜自衛隊)
         高校生の部 YRA船橋、合同チーム(個人参加選手)
小さな生まれたばかりの大会のようだ。
2016年のリオ五輪に7人制ラグビーが正式種目に決まってからというもの、各地で7人制女子ラグビーの競技者が増え熱が高まってきている。私のように女子ラグビーに馴染みがなかった者でさえも、こうして観戦する機会が増えてきたのだから、他の地域でもきっとローカル大会が開かれたり、特異な活動が行われているのではないだろうか。
たとえば、茨城県の水戸市を本拠地としているサッカーJ2の水戸ホーリーホックでは、『 茨城県女子ラグビー強化〝夢〞プロジェクト』として、茨城県ラグビーフットボール協会とのコラボレーションにより、「水戸ホーリーホックラグビー部」を立ち上げ、子供たちのオリンピックへの夢を地域社会が連携しながら支えるという取り組みが行われている。サッカーとラグビーという二つのフットボールが、がっちりと握手を交わして強化を図るという、ユニークなプロジェクトである。
今回の横浜大会に出場しているチームも個性的だ。
Rugirl-7は、複数の企業が仕事や練習環境をバックアップし、TKM7は、国内初の医療法人チームとして、仕事とラグビーの両面を完全サポートしている。両チームともに日本代表や候補選手が多数所属し、2016年のリオ五輪を目指している。(いや、出場ではなくメダル獲得だ。という声もあるだろう。)
また、シーウィングスは久里浜自衛隊内に作られたチームである。職業柄、身体能力に優れた選手たちが今後ますます増えるのではないだろうか。
ちなみに自衛隊といえば、埼玉県の陸上自衛隊 朝霞駐屯地でも女子ラグビー部が活動を行っている。
7人制ラグビーは15人制と同じフィールドを使うため、広く、速く、大きく、エキサイティングだ。
また7分ハーフと試合時間も短く、回転が早いのもこの競技の特徴である。さらに女子の場合は、そこに華麗さが加わるため、武骨な男子ラグビーとは趣が異なることも魅力のひとつに挙げておきたい。
残念ながら昨今の国内ラグビーに昭和の頃の輝きはない。
願わくば7人制ラグビーや女子ラグビーがキッカケとなって復活することを祈っている。

画像
画像
画像
画像
画像

「WE LOVE RUGBY!」は国内のすべてのラグビーを応援しています。
【プロフィール】
大元よしき(タイゲン ヨシキ)
1962年生まれ。2003年外資系IT企業のマネージャーからライターに転身。スポーツのほか、歴史関連も執筆。弓道三段。保善高校からラグビーを始め、チームは2、3年時に花園に出場するが、グラウンドに立てたのは開会式のみ。東洋大学、関東社会人リーグの東急、ミノルタで17年間ラグビーと共に歩む。
著書に
「あの負けがあってこそ~再起を懸けたアスリート25の軌跡」
「命のバトン~個性派不登校児と自閉症児の教室」
「1万回の体当たり~タックルマン石塚武生 炎のメッセージ~」
「一緒に見上げた空~自閉症児×元不登校児 武蔵野東ラグビー部の軌跡~」
「ジャパンラグビー革命」(上田昭夫/大元よしき共著)
「ファイナルマッチ~ノーサイドの時を迎えて~(小説)」(大元夏樹名で発刊)。

画像