2012-2013シーズン開幕! 観戦歴の少ない方へ

今シーズンで10年目を迎える「ジャパンラグビー トップリーグ2012-2013」シーズンが2012年8月31日(金)に開幕しました。これから2013年1月6日(日)まで 、全国各地で全13節91試合の長い、長いリーグ戦が行われます。
観戦初心者の方やラグビーに興味のある方は、ぜひ国内最高峰のジャパンラグビートップリーグの観戦から入って下さい。ルールが難しいと思う方は秩父宮ラグビー場では「場内fm放送」が強い味方になってくれるはずです。
さて、ラグビーの楽しさは人によってそれぞれ意見が異なるとは思いますが、私は知性と野性の共存にあると思っています。同じ人数で戦いながら、どのエリアで、どのような方法で相手選手を集めたり、散らしたり、スペースを作り出して得点するか。またはいかに相手ゴール前に迫り、力技で押し込むか、裏を攻めるかなど、チームの特性を生かした知の競い合いだと思います。
これはスタジアム上段の席から俯瞰するようにゲームを見ていただければよくわかります。この辺りで観戦している人たちは、目の肥えた観戦キャリアの長い人たちが多いようです。
それに対してタックルに代表される身体を張ったコンタクトプレーは、知とは別次元の人間力が問われます。当然これにも理論はありますが、フィールドで実践するには知性を越えたもの、たとえば責任感や勇気、何よりも闘争心が必要です。(もちろん日常の練習から身体を当てている必要があります)
この問答無用の世界を体感したい方はスタジアムの下段、フィールドに近い位置で観戦することをおススメします。選手たちの息遣いが聞こえてきます。身体を当てる音も響いてきます。
人間がここまで強くなれるのか! と純粋にその強靭さに驚かされます。
観戦初心者の方たちには、断然こちらをおススメします。
9月1日の秩父宮ラグビー場のように、途中ゲリラ豪雨に襲われることもありますが、風雨や日差しを味方につけることも勝敗を左右する要因になりますので、観戦する方もぜひ選手たちとごいっしょに体感してみてはいかがでしょう。
ちなみに私もずぶ濡れになりながら観戦していました。
さて、開幕戦 第1節の結果は以下の通りです。
「サントリー39-15NEC 」
「パナソニック44-13リコー」
「東芝26-16NTTコミュニケーションズ」
「サニックス31-13九州電力」
「神戸製鋼19-6近鉄」
「キャノン38-14NTTドコモ 」
「ヤマハ26-12トヨタ」

今シーズンもサントリー、パナソニック、東芝を軸にした優勝争いが予想されますが、ジャパンラグビートップリーグを活性化させるには、NECや神戸製鋼のような優勝経験のあるチームや、近鉄、トヨタ、リコー、九州電力という古豪の復活、そしてキャノンやNTTコム、NTTドコモのような新しいチームの台頭が絶対に必要です。
これから少しずつトップリーグの魅力について触れていきたいと思います。
それでは今シーズンもよろしくお願い申し上げます。
「WE LOVE RUGBY!.」は国内のすべてのラグビーを応援しています。

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【プロフィール】
大元よしき(タイゲン ヨシキ)
1962年生まれ。2003年外資系IT企業のマネージャーからライターに転身。スポーツのほか、歴史関連も執筆。弓道三段。保善高校からラグビーを始め、チームは2、3年時に花園に出場するが、グラウンドに立てたのは開会式のみ。東洋大学、関東社会人リーグの東急、ミノルタで17年間ラグビーと共に歩む。
著書に
「あの負けがあってこそ~再起を懸けたアスリート25の軌跡」
「命のバトン~個性派不登校児と自閉症児の教室」
「1万回の体当たり~タックルマン石塚武生 炎のメッセージ~」
「一緒に見上げた空~自閉症児×元不登校児 武蔵野東ラグビー部の軌跡~」
「ジャパンラグビー革命」(上田昭夫/大元よしき共著)
「ファイナルマッチ~ノーサイドの時を迎えて~(小説)」(大元夏樹名で発刊)。