「関東学院大vs法政大」 「帝京大vs慶應大」

9月10日に開幕している関東大学ラグビー対抗戦とリーグ戦。すでに10月も半ばを過ぎてしまいましたが、遅ればせながら今シーズンもWE LOVE RUGBY!.
10月16日秩父宮ラグビー場。「関東学院大vs法政大」
シーズン前半戦の大一番を迎えた。まずはリーグ戦グループの関東学院大vs法政大。
現在リーグ戦の王者といえば4連覇中の東海大だが、長年覇権争いを演じてきた両雄だけに、リーグ戦屈指の好カードと言えるだろう。どちらも「負けたくない相手」であるはずだ。
試合は前半が関東学院大、後半は法政大が流れを持っていたようにも見えるが、キック処理のミス、セットプレーの粗さなど、どちらもミスによりチャンスを生かせない展開が続いた。
だが、後半39分に法政が15-15に追いつき、ドローかと思われたロスタイム。この試合、最高にして、最大の見せ場がやってきた。
関東学院大のセンター関口諒が、ハーフウェイ付近で捕まるも、低い姿勢から粘り強さを見せて抜け出し、ウイング小林直哉がトライ。これで決まった。
結果は関東学院大22-15法政大。
メンバー表を見るとこの二人、どちらも165センチと小柄なのである。しかしメリハリのきいたプレーは、大胆なうえに意志の強さが伝わってくるようだ。ラストチャンスを生かしきったカントーに拍手!
これで関東学院大は3勝1敗。対する法政大は1勝3敗。今シーズンも法政大には厳しい風が吹いている。
リーグ戦の盟主よ、蘇れ。
同 「帝京大vs慶應義塾大」
大学選手権3連覇を狙う帝京大が26-15で慶應義塾大を下し3勝目を挙げた。
「みんなが成長するようなゲームをしよう」と送り出した帝京大の岩出監督。大学選手権に照準を合わせたチームだけに、この試合、まだ粗さが目立った。ただ、ポテンシャルの高さは隠しようもない。今シーズンも帝京大を軸に大学ラグビーが回ることは確かだ。
けれど、3連覇には壁がある。82~84年の同志社大以来、達成したチームはない。
帝京大の3連覇を阻むチームはどこか、それともジンクスを打ち破れるか、できることなら「伏兵現る!」といきたいところだ。
今シーズン、どんなドラマが私たちを楽しませてくれるのだろう。
(大元よしき)
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