大学選手権準決勝!

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さて、2011年1月2日。新春恒例の「全国大学ラグビーフットボール選手権(以下、大学選手権)」の準決勝2試合が国立競技場で行なわれました。
その第1試合は「帝京大36-22東海大」。
今大会の優勝候補同士であり、昨シーズンの決勝戦が争われた因縁の対戦でした。
大学ラグビー新時代の到来を告げる組み合わせといっても過言ではないでしょう。
オールドファンにはお馴染みの早稲田、明治、慶應という御三家がありますが、東海のような新勢力が台頭することによって伝統校の魅力が増すというものです。
さて、大学選手権に入る前ならば東海の優位は固いと思われていたでしょう。
しかし、大学選手権に入って帝京が大化け!?(いえいえチーム作りのターゲットを選手権にもってきていただけなのです。)したので戦前の予想は互角というところ。
ですがシーズン中、その早稲田、明治、慶應、それに筑波を含めた対抗戦グループで揉まれてきた帝京の強かさが上回りました。
帝京はスクラムでプレッシャーを掛け、真っ赤な圧力がジワジワと東海に圧し掛かり、時間の経過とともに機動力を奪っていきました。そして後半20分過ぎ、東海の集中力が「切れた」ところで試合の流れがほぼ決まりました。
勝敗を分けたものは何? 
まずはディフェンス力ではないでしょうか。
東海は攻めにはめっぽう強いですが、ひとたび受けに回ると脆い面を見せました。
今シーズンのリーグ戦グループは、東海を脅かす存在がなかっただけに、シーズンを通してピンチを凌いだ経験が少なかったからだと考えられます。
それにプラスして、最後まで衰えない帝京のコンタクトフィットネスの高さが挙げられます。
後半残り15分頃には、東海から輝きが失われていきました。
たとえは悪いかもしれませんが、麦が踏まれて強くなるように、人もチームも踏まれるようなストレスが強かさにつながるのだと思います。
帝京と東海の試合結果は、そのまま今シーズンの対抗戦グループとリーグ戦グループのレベルの差なのかもしれません。
続く第2試合は「早稲田大74-10明治大」。
前半折り返し時点では、15-10だったのです。それがなんと……
後半は「入り」から早稲田が仕掛け、明治が受けるというシーンばかり。
2回戦で流通経済大に圧勝した明治はどこへいってしまったのでしょう。
準決勝という大舞台での得点差ではありません。(過去にもありましたが……)
ですが試合後の記者会見では、早稲田の辻監督から「点差がついてしまいましたが、明治がここにいたからこそ、早稲田が強くなれました。感謝しています」と。
やはり強くなるためには好敵手の存在が必要です。
また相手を尊敬できる土壌を持つことが、チームの成長する要因でもあるのです。
大学ラグビーがさらに輝きを放つためには、リーグ戦グループ、関西大学リーグの奮起が必要であることは言うまでもありません。
「全国大学ラグビーフットボール選手権」の決勝戦は「早稲田大vs帝京大」。
1月9日 国立競技場14時キックオフです。
帝京の連覇なるか!?
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