<トップアスリートの突き抜けた瞬間!>ラグビー日本代表 大野均の“その時”

◇新企画「トップアスリートの突き抜けた瞬間!」
このコーナーではラグビー日本代表、日本代表OBの「ラグビーとの出合い」にはじまり、
選手として「突き抜けた瞬間」に迫って参ります。
誰もがはじめから強かった訳ではありません。
人は挫折や敗戦を経験し、自身の弱さと向き合い、葛藤を越えた先に再び強く立ち上がるものです。
そこには仲間との絆や家族の支え、師の教え、ライバルの存在などがあるかもしれません。そして人として、選手として突き抜けた瞬間があるものです。
この企画は選手から選手へバトンを繋いでいただく形式で進めます。そのトップランナーは東芝ブレイブルーパスの大野均選手にお願いしました。
それでは、きらり輝く人間的魅力に迫ってみましょう。

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[プロフィール]
東芝ブレイブルーパス 大野 均(おおの ひとし)
1978年5月6日生まれ。
192cm/105kg
清陵情報高→日大工学部
日本代表キャップ43(2010年9月現在)

構成・文/大元よしき

<トップアスリートの突き抜けた瞬間!>ラグビー日本代表 大野均 その1
ラグビーはチームスポーツの中では最も激しい部類に入る競技である。
だからこそ美しさが求められる。
凛とした知性と抑制のきいた野性から醸し出される「美」こそが、この競技の魅力と言えるだろう。
フィールドの中は知性と野性が支配する非日常空間なのである。
大野均もその空間を愛するひとりに違いない。
キックオフ!
「ボールを持って当たりに行ったり、タックルで相手を倒したりすることが爽快でした。
身体の痛みを苦痛に感じたこともありません。むしろ痛みを伴う非日常的なことがとても新鮮に思えたのです」
大野均はラグビーに魅せられていった理由をこう語る。
グラウンドから離れている時の控え目な物腰しとは対照的に、ジャパンラグビートップリーグや国際試合では、
常にフォワードの核として問答無用の暴れっぷりを見せる。
大野は激しくめっぽう強いがクリーンなファイトが誰からも愛さる仕事師だ。
【続く】
「WE LOVE RUGBY」