日本ラグビーのルーツを探る

■日本ラグビーのルーツ
日本のラグビーのルーツは慶応義塾大学。
そこから各大学へと広まり、学生を中心に発展を遂げた。
そして幾多の名監督、名選手、名勝負を生み出し、日本のラグビー史に彩りを添えてきた。
いつの時代にも大学ラグビーには「華」があった。
それに比べると社会人ラグビーは長い間、質実剛健の歴史を刻んできた。
もっとわかりやすく言えば地味だったのである。
■社会人ラグビーの黄金期 新日鉄釜石&神戸製鋼
この全国社会人大会は1949年に始まる。
それから約20年の間に八幡製鉄が合計12回の優勝を遂げ、社会人ラグビーを牽引、
近鉄がライバルとして鎬を削り合った。
 その後、地味だった社会人が脚光を浴びた黄金期が2度あった。
1度目は新日鉄釜石の7連覇(1978年~1984年度)。
2度目は神戸製鋼の7連覇(1988年~1994年度)である。
この頃から世界はオープン化(プロ化)の流れの中で、大きな転換期を迎えることになる。
■ジャパンラグビートップリーグ
そして日本では、よりハイレベルなゲームを目指すことと、日本ラグビーの活性化を目的として、
2003年に「ジャパンラグビートップリーグ」が創設された。
 それぞれのチームでは、日本人選手の中にもプロ契約と企業に籍を置く選手が混在している。
また海外からはサントリーのジョージ・グレーガン(元オーストラリア代表、世界最多キャップ保持者)に
代表されるように、世界でもトップクラスの選手が多数トップリーグで活躍している。
そのせいか2003年の発足以来、年々競技レベルがアップし僅差のゲームが多くなってきた。
 現在は日本選手権3連覇の三洋電機ワイルドナイツと、トップリーグ王者の東芝ブレイブルーパス、
その2強以上に多彩な攻撃力が光るサントリーサンゴリアスを軸に、トヨタベルブリッツ、
NECグリーンロケッツ、神戸製鋼コベルコスティーラーズが上位層を形成している。
■荒ぶる野生をコントロールする知的戦略スポーツ
ラグビーとは五体に潜む野生をコントロールし、戦略的に、知的に競い合うゲームである。
決して身体の強いものだけが勝つ競技ではない。
 ある監督さんに聞いた。ラグビーで重要なことは、「知・体・心・技」であると。
だが、「知」が最優先に求められる競技ながら、その「知」に正解はないとも言う。
トップリーグは個性のあるチームが揃っている。
どのチームのゲームもきっと熱いはずだ。
 ぜひとも、会場に足を運び、彼らが発する熱気を直接感じてみてはいかがだろうか。
そして「知」を探してみてはどうだろうか?
トップリーグは9月3日「東芝ブレイブルーパスvs三洋電機ワイルドナイツ」(秩父宮ラグビー場)から
開幕する予定だ。

「WE LOVE RUGBY !」