北海道に初の栄冠!「第16回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会」

2014年12月19日(金)-21日(日)ウィルチェアーラグビーの日本一を決める「第16回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会」が開催され、北海道Big Dippers(北海道)が大会参加10年目にして初の栄冠に輝きました。決勝戦の相手は国内では最多7回の優勝回数を誇るBLITZ(埼玉)です。

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北海道Big Dippersには日本代表のエース池崎大輔が、BLITZには日本代表最長のキャリアを誇る島川慎一がいます。言葉は悪いですがどちらもゲーム中(あくまでもゲーム中です)は問答無用の仕事師という雰囲気が漂っています。戦国時代に例えれば、織田信長でさえも恐れをなした武田信玄率いる甲州軍vs上杉謙信率いる越後軍といったところでしょうか。まさに一触即発の緊張感。この両チームは初日に対戦し、延長、激戦の末1点差でBLITZが勝利を収めています。

しかし、決勝戦では島川が徹底したマークにあいBLITZの機動力が削がれました。

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結果は「北海道Big Dippers56―44BLITZ」。日本を代表するハイポインターを擁する両チームの対戦としては、予想を超える点差であり、展開だったのではないでしょうか。

大会前から「今年は北海道が来るんじゃないかな」という声を何度か聞きましたが、北海道Big Dippersのチーム力が示された大会となったようです。

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祝!初優勝 北海道Big Dippers。

<第16回ウィルチェアーラグビー日本選手権大会>

日 時: 平成26年12月19日(金)~12月21日(日)

会 場: 千葉ポートアリーナ メインアリーナ

<参加チーム>

プールA : Okinawa Hurricanes (沖縄)、AXE (埼玉)、HEAT (大阪)、RIZE (千葉)

プールB : 北海道Big Dippers (北海道)、Freedom (高知)、BLITZ (埼玉)、BLAST (千葉)

<最終順位>

優勝 : 北海道Big Dippers

準優勝 : BLITZ

3位 : AXE

4位 : Okinawa Hurricanes

5位 : Freedom

6位 : BLAST

7位 : RIZE

8位 : HEAT

 

Best Player

0.5クラス 岸 光太郎 (AXE)

1.0クラス 荻野 晃一 (BLITZ)

1.5クラス 乗松 聖矢 (Freedom)

2.0クラス 羽賀 理之 (AXE)

2.0クラス 菅野 元揮 (BLITZ)

2.5クラス 仲里 進 (Okinawa Huricanes)

3.0クラス 池 透暢 (Freedom)

3.5クラス 峰島 靖 (AXE)

 

MIP 3.0クラス 島川 慎一 (BLITZ)

MVP 3.0クラス 池崎 大輔 (北海道Big Dippers)

 

<追記>

会場の設営から撤去作業まで、毎年国際武道大学ラグビー部がチーム全員でボランティアスタッフとして参加しているようです。また同大学の陸上部、ハンドボール部もボランティアスタッフとして活躍していました。

試合の合間のモップ掛けにも余念がありません。

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We love Rugby は国内のすべてのラグビーを応援しています。

 

大元よしき(タイゲン ヨシキ) 1962年生まれ。東洋大学経済学部卒。2003年外資系IT企業のマネージャーからフリーのライターに転身。スポーツのほか、少年非行、歴史関連も執筆。保善高校からラグビーを始め17年間ラグビーと共に歩む。 その他のスポーツ歴は水泳、剣道、ハンドボール、弓道(三段)。

連載中!「あの負けがあってこそ」 「障害者アスリート~越えてきた壁の数だけ強くなれた」 「ルポ・少年院の子どもたち」

著書に
「あの負けがあってこそ~再起を懸けたアスリート25の軌跡」
「命のバトン~個性派不登校児と自閉症児の教室」
「1万回の体当たり~タックルマン石塚武生炎のメッセージ~」
「一緒に見上げた空~自閉症児×元不登校児 武蔵野東ラグビー部の軌跡~」
「ジャパンラグビー革命」(上田昭夫/大元よしき共著)
「ファイナルマッチ~ノーサイドの時を迎えて~(小説)」(大元夏樹名で発刊)