名将再び!日本ラグビーフットボール選手権 ヤマハ発動機ジュビロ 制す!

名将勝つ!

2015年2月28日第52回日本ラグビーフットボール選手権大会の決勝は、ヤマハ発動機ジュビロ が15-3 でサントリーサンゴリアスを下し、初の栄冠を獲得しました。
ヤマハといえば、ラグビーファンにはおなじみの清宮克幸監督です。早稲田大学では5年間の監督在任期間中に関東大学対抗戦で5年連続優勝、全国大学選手権では3度の学生日本一に導き、その後サントリーの監督として マイクロソフトカップに優勝するなど日本ラグビー界屈指の名将です。
その清宮監督が就任4年にして日本一に輝きました。  
「決勝だというのに選手たちがアグレッシブに戦ってくれた」 試合後の記者会見は、清宮監督のこの言葉から始まりました。  
国内最高峰を極めるにふさわしい、一瞬たりとも目が離せない、とにかく80分間タフなプレーの連続でした。少し大げさに読めるかもしれませんが、人間鍛えればここまで強くなれるのか!それが素直な感想です。特にヤマハのボディーコントロールに見る選手個々の強さと、ディフェンス時に崩れない組織力には目を見張るものがありました。ヤマハのコンタクトの強さは、監督就任時より取り入れたレスリングのトレーニング効果でしょう。  

清宮監督は勝因を「強いセットプレーです。ヤマハスタイルとは強いスクラムとラインアウトにこだわること。まさにヤマハスタイルを貫いた勝利」と語っています。
そのヤマハスタイルとは、強いスクラムとラインアウトを起点とした理にかなったアタック&ディフェンスからなる勝利の方程式、もしくは勝利への道筋と解釈できると考えます。
「戦術を変えるくらいでチームは変わりません」と言うように、スクラムの専門コーチ、レスリングコーチ、トレーナー、メディカルスタッフ等を揃え、環境を整えた結果なのです。
先にあげた理にかなったとは、単なる理論に留まらず、監督のチーム作りの思い入れを含めて、情理という意味を加えても良いかもしれません。  
監督就任当初から日本一を目標に掲げ、「日本一!日本一!」と言い続け、名将と言えどそのスタイルを確立するまでには4年という時間が必要だったとも語っています。 まさに情理を尽くした4年間だったのではないでしょうか。
ここから日本ラグビーに新たな物語が生まれるかもしれません。
その楽しみは来シーズンへ。ヤマハ発動機ジュビロ 祝日本一!